どーも、とみゅたんです。夏が終わり涼しくなってくると子どもを外で遊ばせる機会が増えますよね。しかし、涼しくなると虫も活発に活動するので目にすることが多くなると思います。
中でも厄介なのが蚊です。子ども、特に赤ちゃんが刺されると掻きむしって傷になってしまったり、最悪病気になってしまう可能性もあります。
今回は蚊に効く虫除け剤についての紹介をします。
庭や公園で見かける蚊
一口に蚊と言っても蚊にも実は様々な種類がおり、日本には約100種類ほど存在しています。中でも吸血するのは20種類ほどであり、普段我々が目にするのは「ヒトスジシマカ(ヤブカ)」「アカイエカ」「チカイエカ」の3種類がほとんどです。
虫除け効果のある成分
虫除け剤の成分で代表的なのは「ディート(ジエチルトルアミド)」「イカリジン」「ハーブ由来天然成分」の3種類です。
①ディートの特徴
ディートの主な特徴は蚊の感知能力を低下させ、人の気配をなくすことで刺されなくする点です。蚊だけなくアブやブユ(ブヨ)など害虫に幅広く効果がありますが、子どもへ使用する際は、使用回数の基準と顔への使用の禁止が定められています。
・子どもへの使用回数
- 生後6か月未満:使用しない
- 生後6か月~2歳未満:1日1回
- 2歳以上12歳未満:1日1~3回
また、ディートは衣類を傷める可能性があるため、服の上から吹きかけることはやめましょう。
②イカリジンの特徴
イカリジンは2015年に日本で承認された比較的新しい成分であり、ディートと同様に蚊の感知能力を低下させる成分ですが、ディートとの違いとして蚊・ブユ・アブ・マダニのみに効果があります。
また、年齢による使用回数の制限がないので、子どもにも安心して使用することができます。
一方で、忌避力としてはディートに劣るので子どもの年齢や状況に応じて使い分けるのがいいでしょう。
③ハーブ由来天然成分
ハーブ由来天然成分は、害がなく安心して使えそうなイメージがありますが、必ずしも安心・安全というわけではありません。例えばユーカリ油(レモンユーカリ油)は日本では虫除け剤成分として推奨されていますが、ユーカリ油に含まれるシネオールという物質には中枢神経や呼吸に影響を及ぼす可能性があるため、アメリカでは3歳未満の子どもには使用しないことが推奨されています。
有効成分の濃度の違い
有効成分の濃度の違いは、持続時間の違いであり効果の違いはありません。濃度が12%以上のものは6~8時間、8%以上だと3~4時間が持続時間の目安と言われています。
おすすめの虫除け剤
ここからは私が個人的に思うおすすめの虫よけ剤について紹介します。
①天使のスキンベープ
まず初めに紹介するのは、フマキラーから発売されている「天使のスキンベープ」です。フマキラーといえばキンチョー・アースと並ぶ三大大手ですので、誰もが聞いたことはあるのではないでしょうか。
こちらは有効成分としてイカリジンが配合されているため子どもへ安心して使用することができます。
また、濃度が15%と高いので持続時間についても問題ありません。
しかも、ミストタイプの虫除けなので大人の手に吹きかけてから子どもの肌へ塗ることができ、誤って子どもが吸い込んでしまう心配もありません。
②アロベビー UV&アウトドアミスト
続いて紹介するのは「アロベビー UV&アウトドアミスト」です。こちらは有効成分として天然成分配合しているため、化学薬品の使用が心配な方におすすめです。
また、日焼け止め成分も配合しているのでこれ一本で虫除けと日焼け止め両方の効果が期待できます。
まとめ
これからの季節、虫除け対策は必須です!
子どもの虫除け対策をしてあげて、楽しく一緒にお外で遊びましょう!