「おかあさんといっしょ」を見始めると、“ファミリーコンサート“と“スペシャルステージ“という単語を耳にするようになります。
ですが、初めて聞いた人にはこの2つがどう違うのか、よくわからないですよね。
実際、私も2021年から「おかあさんといっしょ」を見始めましたが、最初はなんのことかわかりませんでした。
そこで、初心者でもわかりやすいように簡単に解説していきたいと思います。
【この記事でわかること】
- ファミリーコンサートとスペシャルステージの概要
- ファミリーコンサートとスペシャルステージの相違点
ファミリーコンサートの概要
いつから開催?
ファミリーコンサートが開催されるようになったのは、1987年です。
思った以上に歴史が長いですね。
本記事の執筆時が2023年なので36年間も続いていることになります。
「おかあさんといっしょ」が誕生したのが1959年なので、ファミリーコンサートが開催されたのは「おかあさんといっしょ」放送開始28年後となります。
開催時期
2023年現在、ファミリーコンサートはだいたい1か月に1回のペースで開催されています。
コロナ禍だった2021年~2022年は年に4~5回程度の公演しかありませんでしたが、
ようやくここまで戻ってきました。
ちなみに、ファミリーコンサート開始当初は春と秋の年2回にNHKホール(渋谷)で定期的に開催されていましたが、
徐々に全国各地で公演が行われるようになり、開催頻度も増えていきました。
特徴
NHKホール公演は公演を通じてストーリー性のあるミュージカル風となっており、公演ごとに脚本が書き下ろされています。
一方、全国各地の地方公演はミュージカル要素は小さくなり、歌コーナー・遊び歌コーナー・体操コーナーなどバラエティ性に富んだ内容となります。
また、トーク内容にご当地ネタが組み込まれるなど、開催地によって若干の内容の違いが出てきます。
スペシャルステージの概要
いつから開催?
スペシャルステージが初めて開催されたのは、1993年3月です。
「おかあさんといっしょ」40周年を記念して、『おかあさんといっしょとゆかいななかま わくわく大行進』と題して開催されました。
開催時期
例年、8月の中旬から下旬にかけて開催されています。
以前は、年度末のイベントとして開催されていましたが、2012年に開催された『みんないっしょに!ファン ファン スマイル』から現在の開催時期となりました。
特徴
1階のアリーナ席には座席がなくシートが敷かれているため、子どもが公演に合わせて踊ったり自由に動くことができます。
また、会場はさいたまスーパーアリーナと大阪城ホールで固定されており、性質上ステージを中心として円を描くように座席が用意されているため、出演者を多角的に見ることができます。
まとめ
【ファミリーコンサート】
1ヶ月に1回のペースで開催される、ホールでの公演
【スペシャルステージ】
年に1回、さいたまと大阪で開催されるアリーナでの公演